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〜アクアフォームのメリット・デメリット〜

お客様からのご質問と回答

皆さまこんにちは、広報担当のSです!!

新たに【お客様からのご質問と回答】のカテゴリーを追加しております。

sootoに寄せられたご質問を随時こちらのカテゴリーで紹介していきます。

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お客様から寄せられたご質問にsootoがお答えしております。
家づくりをお考えの方のご参考になれば幸いです。
本ブログで回答しているものを含め、建築には様々な方法がございます。
至らない点もあるかと存じますが、その際はご意見をいただけたらと思います。

※ご質問者様の情報は個人情報の観点から非公開となっております。

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お客様
お客様
アクアフォームのメリット・デメリットは何ですか?

 

アクアフォームとは…温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる
          断熱材のことです。
          水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを
          発泡剤として使用します。
アクアフォームを含めた発泡ウレタンフォームについての回答をさせていただきます。
メリットとデメリットについてお話しさせていただきます。

メリット…他の材料、工法との比較をすると、硬質ウレタンフォーム等の型板材(ネオマフォーム他)やセルロースファイバー等の吹き込み断熱と比べると施工がしやすく安価である。
これまでの住宅基準で考えると施工さえしっかり行えば良い工法だと思います。

デメリット…これからの住宅基準(HEAT20 G2グレードなど)で考えると、壁厚を大きくして断熱材の厚みを確保したりする必要があるという事と、断熱性能の維持の為に気密シート等の湿気が壁内に入ることを防ぐ処理をしなければいけない事です。

sooto
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〜補足〜
アクアフォームの特性である壁内結露や内部結露に対しての対策として、発泡後の効果により表面に膜が貼られる為、断熱材への水の浸透を防ぎ断熱性能の劣化が無いと言う事ですが 、施工上 厚みを着け過ぎて柱面から飛び出た部分や、端部をしっかり充填させる為に吹き付け過ぎた部分を削り取る為、その部分の表面膜がなくなり、断熱性能を下げる原因となる湿気の浸透が起こってしまう状態になっています。
アクアフォーム等の発泡ウレタンの特性として隙間を埋めるということで気密性も、一定量確保できるというメリットから室内側の気密シートを施工しなくて良いという考え方もありますが、実際は先に伝えたように 室内からの湿気が壁内に入り表面を削った部分から湿気が侵入して断熱性能が落ちるといった状態が起こり、十分な断熱性能を確保出来る厚みが取れていない場合、壁内結露の原因にもなります。
sooto
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その他の工法についてもメリット、デメリットはありますが
得られる性能とのバランスでしっかりと選択する事が必要になりますので
単独の工法、材料としてsootoがお伝えできることは上記になります。

 

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最後までご覧いただきありがとうございます。

Instagramにて質問箱をご用意しておりますので

些細なことでもお気軽にどうぞ!!

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