こんにちは。sootoの足立です。
今回はsootoが大切にしている3つの快適
・お打ち合わせの快適さ
・デザインが織りなす快適さ
・施工図による高性能な快適さ
これらを一つにつなげ、図現暮一致(設計図面・現場・想い描いていたその後の暮らしを一致させること)を実現するために必要な施工図についてお話しします。
大切な部分なので3回に分けてお話しさせて頂きます。
sootoでは1軒のお家が建てるのに最低でも50枚以上の施工図を描いています。
正直、とてつもなく時間の掛かる作業です。
では、私たちsootoはなぜ施工図を描いているのでしょうか?
理由はシンプルです。
それは、思い描いた家を正確に建てるために必要だから。
逆説的に言うと、施工図がないと思い描いた家を正確に建てることはできない、ということでもあります。
しかしながら世の中を見渡すと、ほとんどの木造住宅は施工図を描かずに建てられています。
実際お家を建てられた方ならお分かりだと思いますが、設計図は目にしたことがあっても、各箇所をミリ単位で詳細に描いた施工図を見た方は少ないのではないでしょうか?
▲完成写真と施工図イメージ
ただ、誤解のないように説明しておくと、現在の戸建て住宅は骨組みから規格化した住宅が大半をしめ、施工図が無くても大きな誤差が無く家が建てられるようになっています。
簡単に言うと、プラモデルのように型どおりの建築がなされているということです。
しかし現実問題、施主さまの想いを汲んでいくと規格通りでいかない部分が出てきます。
また、規格化された部分であっても、厳密な寸法は設計図では提示されていないのが現実です。
では、建物の隅々にわたり厳密な寸法=施工図は必要ないのでしょうか?
家具の搬入や配置、照明やエアコンなど、収まりを検討するためには必ず正確な寸法が必要になります。
また、目に見えない部分では、材料が互いに干渉して不具合(防水処置が正確に出来ない、断熱材の欠損、結露の発生、配線・配管ルートが取れないなど)が発生しないかを事前に確認するためにも正確な寸法は必要になります。
つまり、家づくりにおいて“正確さ”は絶対条件なのです。
では、正確さを担保するために必要な施工図とは一体どういったものなのでしょうか?
先程のプラモデルでたとえると、そもそもの材料の厚みであったり、周辺形状等の情報までもが付加されているようなものです。
簡単にいうと、設計図に描かれているものだけでなく、描かれていないものを形にするにはどうすれば良いかのが描かれています。
今回は一旦ここまでとさせていただきます。
施工図が正確な家づくりには欠かせないものだという事をお分かりいただけたのであれば嬉しいです。
次回は施工図を描くことで得られる、以下5つのメリットについて具体的に説明させて頂きます。
①施工ミスが減る
②伝達事項が詳細に理解できる
③工期が短縮される
④コストが縮小される
⑤現場監督の技術が向上される
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
〜最後にお知らせです〜
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