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地下室結露改修

小工事

今日は地下室の内装に水漏れによる

シミがでているという事で、確認にいってきました^^
そうとの独りごと-結露1

目的の場所を確認!

確かに湿っているように

感じたので、お客様に了承頂き

クロスをめくらせて頂きました^^
そうとの独りごと-結露2

電気のスイッチ部分も水滴が・・・

間違い無く水が廻っているようでした!

シミの位置やボードの状況から

原因の範囲を確定していくのですが

大体の見当がついたので

完全にボードをめくらせて頂く事としました!

慌てて大工さんも呼んだんですが^^;
そうとの独りごと-結露3

予想通りでした^^

これで範囲は確定出来ましたが

原因がわかりません;;

とりあえず上階の床下からも確認

全ての条件を再度確認しました!

そうとの独りごと-結露4

その間濡れていた部分は

乾燥させる為に

障害物等を完全に撤去して

様子を見ました^^;
そうとの独りごと-結露5

結果、地下躯体(構造体)からの漏水の

可能性も無く

その他の水の進入路や水跡がありませんでした^^;

お客様からの話より

湿気による結露が可能性が高いと判断し

室内表面から及び外部からの

湿気流入の可能性がある部分について

絶縁テープ及び発砲ウレタンにて

気密処理をさせていただきました。

結露について、一般的には冬のものだと思われがちですが

空気中の水分は温度が高くなる程多く保有出来ますが

温度が低くなれば多くを保有出来なくなります。

つまり今回の場合、夏のむし暑い水分を多く保有している空気が

外部より浸入している状況の中、室内を冷房等で冷やした結果

壁内で結露が起ったと考えられました。

又、この場合同様に冬もその逆で室内に結露が発生する可能性が高く

高湿である日には、夏同様壁内での結露も起ります。

では、防ぐ為には?なんですが

・原因である高湿な空気を換気による循環で排除(局部的に高湿な場合有効)

・除湿による湿度コントロール(極度に空気を冷やしてしまうものがある場合(ヒートブリッジ)は結露します)

・部位別の換気及び湿気コントロール(外断熱+気密+機械換気)

大きく上げるとこういう事なのですが、

簡単に考えると、密閉された空間内の空気はその中でコントロールする事という事です。

その為には、気密度を上げ空間を区切り

尚且つ区切った空間と空間が温度干渉(ヒートブリッジ)しないようにする必要があります。

理屈は簡単なんですが、これがなかなか難しく;;


今回は、高湿の空気が流入してくると考えられる道を全て塞ぎ

地下室室内と躯体との間の絶縁を図りました^^

これで、改善されると思うのですが

お客様には一通りの説明をさせてもらった上で、要経過観測としました^^

そうとの独りごと-結露6

確認だけの依頼だったんですが

結果いろいろ話が進んでしまって

時間切れ;;

下地までの復旧となり

壁紙の復旧は後日となりました^^;



今回は、お客様がシミがでるまでの状況を細かく説明して下さったので

原因の追及がスムーズでしたが、

水に関しては多種多様で、確定がホントに難しいと思います;;

どちらにせよ原因はわかるまで調べる事が大事ですね^^


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