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家づくりを上手に進めるための5つの手順⑤

家づくりを上手に進めるための5つの手順

おはようございます。sootoの足立です。

 

今回は【家づくりを上手に進めるための手順】その⑤、頼みたい相手は?についてお話ししていきます。

前回の記事はこちら

 

ちなみに皆さんは、家づくりの相手にどのようなこと求めているでしょうか?

 

担当者の人柄や相性でしょうか?

設計や施工技術、会社の規模でしょうか?

それとも、提案力でしょうか?

 

これ以外にも求める要素はたくさんあると思いますが、ここでは家づくりの相手を決める【3つの流れ】についてお伝えいたします。

 

 


1.  理想の条件が実現できる相手かを判断


家づくりの相手選びを始めると、各社それぞれに特長があり、今まで知らなかった情報も数多く手に入ります。

その時、考え方がブレないようにするために【家づくりを上手に進めるための手順】があります。

 

基本は今後入ってくる情報をオプションとして捉え、最初に書き出した自分たちの理想の条件を優先することです。

 

これまで、家づくりを始めるにあたって知っておくべき様々な情報をお伝えしてきました。

仮にこれらの情報を一切知らないまま、ハウスメーカーや設計事務所、工務店などと打合せを行った場合でも、おそらく家づくりの過程の中である程度見えてくると思います。

 

しかし、それはあくまで契約を締結し、家づくりがスタートした段階で見えてくる話。

その時点で分かったとしても、もう実現できないことが沢山あるのです。

 

パソコンで依頼先を検討する夫婦

 

相手選びでまず始めにするのは、「理想の条件が実現できるか、できないかで判断する」こと。そうすることで、少なくとも理想の条件が叶わなかったという後悔は確実に減ります。

 

相手の魅力や提案するオプションが自分たちの理想を超えたのであれば、それを受け入れることも全く問題ありません。その時は理想の条件を上書きしてください。

 

 

 


2.家づくりの相手の特長を知る


 

当たり前の話ですが、家づくりは専門家が行なっていくので、これまでお話しした内容より深い知識や技術に基づいて行われます。

 

しかし、同じ間取りの家を依頼したとしても、家づくりの相手(ハウスメーカー、設計事務所、工務店など)によって完成する家は全く異なります。

 

たとえば、

・コストを大切している相手 → 予算の少ない人にあった家

・性能を大切にしている相手 → 性能を求める人にあった家

性能を実現するための工法は数十種類あるので、相手が大切にしている工法を理解することも必要です。

・デザインを大切にしている相手 → 素材や色、細部、空間にデザイン性を求める人にあった家

 

本当の理想はコストも性能もデザインも全て…と思いますが、現実的に厳しい場合が多いので、しっかりと優先順位をつけておくことで着地点が見えてくるはずです。

 

ボードと紙とペン

 

少し極端ですが、料理に置き換えて考えてみてください。

・安さ、早さを優先する場合 → ファストフード

・味や個性を求める場合 → こだわりの名店

・味プラス雰囲気や精神的な満足感を求める場合 → ホテルや高級料理店

・バランスと手軽さを求める場合 → ファミリーレストラン

…というように求める内容によって選ぶお店が変わってくるはずです。

 

料理の場合、気に入らなければ次は行かない!ということができますが、家づくりではそうはいきません。

 

少しでも失敗しないために、自分たちの理想を理解した上で家づくりの相手を選びましょう。

 

 


3.家づくりの相手に話を聞きに行く


 

自分たちの理想の条件が実現でき、かつ相手の特長をよく理解したのであれば、次は実際に話を聞きに行きましょう。

 

このとき事前にSNSや口コミ、建築サイトなどで相手の情報をチェックし、明らかに自分たちの求める家と違いすぎる相手は候補から外しておいてください。

 

ここで2つポイントがあります。

 

一つは必ず複数社から話を聞くこと。

そしてもう一つは、それぞれの相手に「自分たちにあった会社を探していて、複数社に話を聞きに行っている」ことを正直に伝えることです。

 

その上であなたの話をしっかりと聴き、丁寧に説明してくれる相手だけを候補に残すのです。

ここが本当のスタートラインとなります。

 

中心に家の模型を置いて話し合う風景

 

他社に話を聴いている時点で手間がかかりそうだとか、また事前に要望をまとめている時点で細かそうだと考えるようであれば、最初からあなたの理想を叶える家づくりができる相手ではありません。

また、それ以前に家づくりを真剣に考えていない会社です。

 

ここまでくれば担当者も含め、自分たちにとって信頼できる家づくりの相手になるかがかなり見えくると思います。

 

後は打合せや連絡を取り合って、それが確信に変わった時こそが【頼みたい相手が見つかった】ということです。

 

 


【プラス】これは絶対に外して欲しくない条件


 

ここでもう一つ、私が絶対に外して欲しくない条件についてお話しします。

家は建ててからも家づくりの相手との関係が続くので、いつも身近な存在である必要があります。

 

これには、物理的な距離や対応能力が影響してきます。

 

実はこのことを強く感じたのは、2018年9月4日、近畿地方に暴風や高潮をもたらした台風21号です。

 

sootoのある南大阪地域では、この台風により多くの方が被害に遭い、その修繕対応に1年近くかかったことを昨日のことのように憶えています。

 

毎日必死で対応しましたが、それでもsootoで建ててくださったOB顧客の対応が最優先となり、周りには未対応でどうしようもない状態が続いているお家が数多く見られました。

 

 

この経験から、(災害に強い家をつくることは当然ですが)緊急時、すぐに駆けつけてくれる相手ということも絶対条件だと強く感じたのです。

 

車で60分以内、理想は30分以内に到着する範囲内で家づくりの相手を探し、そこで見つからなかった場合には少しづつエリアを広げて探してください。

 

実際、未対応で放置されているお家の中には、年間かなりの住宅を建てているハウスメーカーや中規模ビルダーなどのお家が沢山ありました。

数多くの住宅を建てているから、安心で柔軟に対応してもらえるとは限らないということもこの時に感じたのです。

 

 

移動時間が短い場所の中から家づくりの相手を選ぶという事は、それだけで緊急時に駆けつけてもらえる可能性が上がります。

 

あの1年を乗り越えたsootoにとって、移動時間という条件は家づくりの相手選びの最重要条件として皆様に強く伝えたいものになったのです。

 

台風の傷跡であるブルーシートのかぶせた屋根

 

 

以上が家づくりの相手選びについてのお話しになります。

 

重要なポイントをおさらいしておくと、

①自分たちの理想の条件を実現できる相手かを判断する。

②家づくりの相手の特長をしっかりと理解する。

③候補に上がった相手と積極的に話し合う。

プラス、相手を探す範囲は、建築予定地まで高速を利用せず60分以内で到着する範囲がベスト、ということです。

 

 

ここまでの手順をしっかりと踏んでいれば、間違った相手を選ぶ確率はグッと減るはずです。

 

sootoでは、他社さんとの家づくりを進めていく上でのご質問についてもしっかりとお答えしています。

 

何か不安を感じる方は、いつでもお気軽にご質問ください。

 

 

 

これまでにお話した【家づくりを上手にすすめるための5つの手順】はこれが最後になります。

 

皆様にとって快適な家づくりと、その先にある快適な新生活に向けて少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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