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国が求めるお家の性能について

社長ブログ

今日はこれからお家を考えられる方へ

日本のお家の性能がどのように変化していくかについてお話します😊

 

sootoには定期的にLIXILから情報誌が届きます。

その中に”家づくり優遇制度ガイド”と呼ばれる冊子があるのですが

この冊子は、家づくりに関して 国や自治体等で現在行われている

補助金等の優遇施策を わかりやすくまとめてくれています。

 

一覧表としてわかりやすくまとめてくれてもいるのですが

どうしてこのような”優遇制度”が行われているのかその理由や考察も書かれています。

今回は一部抜粋する形で、その内容をお伝えした上で 私の考えも少しお話させていただきます😊

 

以下、記事の抜粋

 

ZEH水準適合住宅を優遇へ

原稿省エネ基準を満たさない住宅は 補助・税・ローンの優遇制度の対象外になる

2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指す国の大方針を受け、今年度から家づくりにおける優遇制度が大きく変わります。

国は2025年に戸建て住宅等の小規模建築物の省エネ基準への適合を義務化、

2030年にはZEH水準(BEI=0.8、及び強化外皮基準)へ省エネ基準引き上げを予定しています。

その地ならしとして、家づくり優遇制度において省エネ性能の要件が今年度から大幅に強化されました。

補助制度においては、ZEH水準を誘導基準として明確に位置付け、今年度から『ZEH』もしくはZEH水準への適合が原則、補助金取得のための必須要件となりました(「こどもみらい住宅支援事業」は2021年度補正予算としてスタート)。

また、省エネ基準については、来年4月からフラット35で必須要件化、2024年には住宅ローン減税において、省エネ基準を満たさない住宅は減税対象外となることが決まっています。

これまでの住宅の省エネ製作は、2020年の改正建築物省エネ法が適合義務から説明義務に格下げされた経緯などからもわかるとおり、「中小住宅会社保護」を訴える業界団体等の声におされ、思い切った設置が取れてきませんでした。

しかし、今後の適合義務化や省エネ基準のZEH水準への引き上げ等の方針は後戻りはないでしょう。

それほど地球温暖化問題はまったなしであり、国際社会全体の課題です。

特に先進国の温室効果ガス削減目標は義務というべき位置付けであり、

その達成に向けて日本も確実に取り組むことになります。

 

 

いくつかわかりにくい言葉がありましたが

ここからは私の私見をお話させていただきます😊

 

この記事からわかることは 国の最終的な目的

2050年までにカーボンニュートラルを実現する事

その中間点である2030年には全ての戸建住宅の省エネ性能(断熱性能+住宅設備性能)を上げるということがわかりました。

 

これまでに、この目的を果たす為 基準の上方改正が何度か検討され

都度 住宅業界での対応が技術的に難しい、建築棟数の激減につながる

などの理由から先延ばしにされてきました。

しかし2030年の期日が迫り 待ったなしで一気に基準改正が進んでいると感じます。

 

まだ国の求める性能基準として含められていない気密性についても

実質的に省エネに大きく影響を及ぼす性能なので

いつかは性能基準として実装されると私は考えています。

(断熱性能が高いが隙間だらけのお家は省エネではないため)

 

こういった国の目的がしっかりと見え、それを実行しようとするアクションが

一気に始まっている一方で

現在の国内・世界経済の状況は家づくりにとって向かい風の状況です。

 

今後 お家の価格は益々上がっていくことになると考えています。

 

住宅建築の為の資金調達の面でも

海外にならい経済を回復する為に、金利緩和を解く事になりますが

そうなると住宅金利も上昇していく事になりさらに厳しい状況になるでしょう。

 

実際金利が上昇することでこれまでの変動低金利での調達が難しくなると

ひと昔前のように住宅金融公庫が見直されていくと予想しますが

国が住宅性能を底上げする事でカーボンニュートラルを目指すのであれば

補助金+税優遇の強化+早い段階でのフラット35の更なる金利優遇の強化を検討してほしいと思います。

 

しかしそういう未来に向けて、これからの住宅性能の基準を下回る住宅を

価格が安い今のうちに購入しよう、購入させようと考える事については私は反対です。

 

なぜなら自宅が一番快適な場所であること その為に必要な最低限の住宅性能が

なによりも優先されるべきだと私は考えているからです。

 

これからのお家の性能基準が室内環境に快適に寄与した場合

どんな室内環境になるのかは、本当の高性能住宅を提供している住宅会社の

モデルハウスやOB宅の見学、ショールームであればLIXILの住まいStudioで

体感できます。

 

”失敗しない家づくり”の為にも 必ず体感されてから家づくりを検討される事をお勧めします😊

 

結局取り止めのない話になりましたが、

今回のお話で伝えたいことは これからの”お家”が

どういった基準になっていくかを知った上でしっかりと今後の優遇処置を利用しながら

健康と安全で快適な住環境の家づくりを始めて欲しいという事でした😊

 

 

最後に

今回のブログで私が目をとおしているLIXILの”家づくり優遇制度ガイド”ですが

LIXILのHPから見ていただく事ができます。

 

これからの国の施策傾向や現在行われている補助金の内容等を示す一覧表など

家づくりを検討されている皆様には是非知っておいていただきたい情報が

多く書かれていますので参考にして下さい。

 

長くなりましたのが

最後までお読みいただきありがとうございました😊

 

 

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