今日は前回お話ししました”国が求めるお家の性能”を実現する為に
どのような変化が起きるかについてお話します😊
今回も”家づくり優遇制度ガイド”から抜粋した形でお話させていただきます。
補助金、優遇税制、優遇ローンの適用要件となる認定住宅の省エネ基準が
2022年10月から「ZEH水準」に上方修正されますが
この上方修正がどういったものかについて説明します。
※ここでつかわれる”認定住宅”とは それぞれの制度を利用するにあたり
その基準を満たした住宅を示します。
例)
長期優良住宅の基準を満たした”認定住宅”
低炭素住宅の基準を満たした”認定住宅”
今回対象となる認定認定住宅は以下の3つになります。
・長期優良住宅
・性能向上計画認定住宅
・低炭素住宅
それぞれの”断熱性能”(断熱等性能等級で示されUA値を要求値と評価する)と
”一次消費エネルギー”(省エネルギー対策等級で示されBEIを要求値として評価する)の項目について
下記の基準に引き上げられます。
※以下 sootoのある大阪6地域の数値を基準にお話させていただきます。
断熱等性能等級4(UA値0.87以下)→ 5(UA値0.6以下)
省エネルギー対策等級1若しくは5(BEI=0.9)→6(BEI=0.8)
※BEIとは設計一次エネルギー消費量÷基準一次エネルギー消費量で表される数値
基準一時エネルギー消費量は国が定める基準として算定プログラムが用意されています。
基準一次エネルギー消費量の算定に使用される断熱性能はUA値0.87と設定されています。
この基準一時エネルギー消費量の算定プログラムについては国土交通省から
公開されていて、プログラム内の計算根拠、方法また、概要についても記載されていますので
さらに詳しく理解されたい方は参考にして下さい。
小難しく感じるかもしれませんが、それぞれの”概要”や”全般”に目を通すだけでも
どのような項目が算定に使用されているのかがわかるので感覚的にも理解できると思います。
以下”家づくり優遇制度ガイド”から抜粋
これからこの上方修正がどのようなものなのかを説明していきますが
書き進めると少し長くなってきたので一旦ここで終わりにして
続きは次回お話しさせて頂きます。
ややこしい話が続きますが、
これからのお家づくりには知っておく必要があると次回もお付き合い下さい😊
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