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sootoにおける性能の考え方(C値・UA値・ HEAT20 ・耐震等級)

社長ブログ

家づくりを検討されている方にとってデザインと同じくらい重要視されるのが、家の快適さを決める『性能』だと思います。

 

この『性能』を表すのに使われているのが、『C値』『UA値』『HEAT20』『耐震等級』などの指標です。

 

 

ひと言で『快適な家』といっても、そのレベルや考え方は住宅会社によって異なります。

 

デザインは見た目で判断できますが、性能は見えない部分の積み重ねです。そのため、これら『性能』に対する考え方を知ることで、住宅会社ごとののコンセプトを感じ取ることができます。

 

今回のブログでは、私たちsootoの『性能』に対する考え方をお伝えいたします。

 

 

 

 

 

1.『C値』とは気密性能のこと

 

C値とは、家の大きさに対してどの程度の隙間が存在しているのかを表した数値です。この数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高い住宅となります。

 

C値は机上の計算ではなく、実際に建築中の住宅内部に専用の機械を持ち込んで測定します。

 

▲sootoではC値の信憑性を担保するため、専門知識を有した第3者測定会社に依頼

 

 

C値はある意味、現場での施工精度を表す数値とも言えるので、その住宅会社が気密性に対してどの程度の意識で取り組んでいるのかが分かります。

 

■ 10㎠/㎡…一般住宅隙間の合計は100㎡の延べ床面積に対してA3用紙程度のイメージ。

■ 5.0㎠/㎡…省エネ基準の家(寒冷地以外隙間の合計はB5用紙程度のイメージ。

■ 1.0㎠/㎡…高気密住宅隙間の合計は、はがき0.6枚分程度のイメージ。

■ 0.5㎠/㎡未満…世界で採用している厳しい基準/隙間の合計面積は一般住宅の20分の1。花粉や黄砂などの侵入も防ぎます。

 

■ sootoの家のC値…平均0.35㎠/㎡未満

 

住宅業界では、高気密住宅を打ち出すのであれば、C値は1.0を切っておくべきだと言われています。

 

 

 

2.『UA値』とは断熱性能のこと

 

UA値(外皮平均熱貫流率)とは、住宅の壁や基礎、天井、窓などからの熱の逃げやすさを表した数値です。W/㎡・Kという単位を使って小数点付きの数字で表され、数値の小さい方が断熱性能が高く、省エネに過ごすことができます。

 

基本的に断熱性能が高い(UA値が低い)と、冷暖房効率が高まり、光熱費が抑えられるというメリットがあります。

 

 

このUA値は地域ごとに国が定めた省エネ基準地域区分があり、大阪府和泉市近郊は6地域に分類されています。

 

※省エネ基準地域区分とは、地域ごとの気候に合わせて8段階の基準を設けたものです。たとえば同じ性能の住まいでも、北海道と沖縄では同様の冷暖房設備で快適に過ごせるかが変わってきます。基本的に冬の方が冷暖房エネルギーを必要とするため、北海道(1地域)に近いほどエネルギー消費量が大きく、沖縄県(8地域)に近いほど小さくなっています。

 

【参照】国土交通省:地域区分新旧表(令和2年7月時点)

 

 

ちなみに6地域で定められているUA値は0.87以下ですが、この数値は義務ではなく努力目標のため、すべての新築がこの基準を満たしている訳ではありません。

 

また、仮にUA値が0.87であったとしても、正直この数値では快適な家とは言えないでしょう。

 

 

6地域で定められているUA値…0.87W/㎡・K以下(努力目標)

■ sootoの家のUA値…平均0.43W/㎡・K

 

 

sootoのUA値は平均で0.43なので0.87の家と比較すると、理論上は冷暖房に必要なエネルギーは半分以下となります。

 

ただし、UA値が低かったとしても、必ずしも快適性やエネルギーの削減が保証されるということではありませんのでご注意ください。

 

なぜなら快適性やエネルギーの削減には、UA値(断熱性能)だけでなく、先程のC値(気密性能)や断熱材の施工方法、日当たり、サッシのグレード、冷暖房設備の性能など複合的な要素が影響するからです。

 

 

 

また、断熱性能は耐久性も考慮しなくてはいけません。

 

単純な話ですが、UA値は断熱材をたくさん使えば低くなります。しかし、何も考えずに壁内を断熱材で覆ってしまうと通気が悪くなり、湿気が逃げず、結露が発生してカビや蒸れ腐りの原因となります。

 

さらにお伝えしておくと、UA値(断熱性能)C値(気密性能)とは異なり、設計段階での計算上の数字です。

断熱性能の耐久性は住宅会社の知識と技術力によって異なるため、断熱材はもとより、その周辺の素材選びや施工方法などもしっかりと確かめる必要があります。

 

 

 

3.HEAT20』とは住宅の断熱に関する新基準

 

HEAT20とは、「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が策定した基準のこと。国が定めた省エネ基準より厳しく設定されています。

 

先程のUA値で表されている断熱性能を数値で区切りを付け、グレード分けした基準がHEAT20という指標です。

 

グレードG1、G2、G3と3種類あり、区切りとなるUA値は同様に住んで地域によって異なります。理由は、冬の期間の最低室温や暖房に必要なエネルギーの削減率などが地域により異なるからです。

 

 

sootoの家…HEAT20/G2グレードを最低基準

 

 

たとえば、sootoのUA値0.43W/㎡・Kは大阪府和泉市だとG2グレードですが、気温の低い地域においては異なります。理論的には先程の省エネ基準地域区分と同じ考え方です。

 

 

ちなみに『HEAT20』ではUA値が小さいほどグレードの数字が大きくなります。つまり、グレードが高い(=断熱性能が高い)順でいうと、G3、G2、G1となります。

 

 

sootoではG2グレード以上を保証していますが、もちろんさらにグレードを上げることも可能です。

 

ただ、UA値を下げるためには材料や施工のコストが掛かります。

 

現状は掛けた建築コストに見合った冷暖房費のランニングコスト削減率がそこまで高くないため、大阪府和泉市近郊の気候的だとG2グレードが最適です。

 

 

ただし、今後は電気料金のさらなる値上げが予想されているので、コストを掛けてでもグレードを上げる必要もでてくるかもしれません。また、断熱性能を劇的に高める新たな建材や施工方法などが開発されれば、もっとお手軽にグレードを上げられる可能性もあります。

 

sootoでは、現状の建材や技術に甘んじることなく、『快適さ』を追求するための技術力の向上に取り組んでいます。

 

 

 

4.『耐震等級とは地震への強さ

 

耐震等級は1~3の数字で表されます。こちらも数字が大きいほど耐震性能が高いことが証明されます。(耐震等級は専門機関に申請をしてから認定を受けます)

 

■ 耐震等級1…震度6強~7で倒壊、崩壊しないレベルの耐震性能。

■ 耐震等級2…等級1の1.25倍の地震力に耐えられるレベルの耐震性能。長期優良住宅の認定には、耐震等級2以上が必要となります。

■ 耐震等級3…等級1の1.5倍の地震力に耐えられるレベルの耐震性能。災害時の救護活動の拠点となる消防署や警察署などの建物の基準になっています。

 

■ sootoの家…耐震等級3

 

 

建築基準法上、等級1以上あれば住宅を建てることができますが、地震発生時の耐久性は明らかに劣るため、耐震等級は3がマストです。

 

 

 

あと、気を付けていただきたいのは耐震等級3「相当」という表現です。実はこの「相当」という表現には2タイプあります。

 

・表現1…構造計算をして等級3と確認しているが、申請はしていないので耐震等級3「相当」

※申請をしていないのは専門機関での認定費用が掛かるためです。

 

・表現2…構造計算をせず、壁倍率などから耐震等級3「相当」

 

前者は、しっかりと構造計算をしているので問題ありません。また、申請すれば耐震等級3を取得できます。

耐震等級3「相当」という表現の住宅会社では、いずれの「相当」なのか必ず確認しておいてください。

 

 

 

5.『各性能値におけるsootoの考え方

 

改めてsootoの性能値をお伝えすると、『C値0.35㎠/㎡』『UA値0.43 W/㎡・K』『HEAT20/G2グレード以上』『耐震等級3』となり、いわゆる高性能住宅としての基準は大きくクリアしています。

 

 

それに加えて大切にしているのが、太陽の光や風の流れなどの自然エネルギーを家の中に取り込むパッシブデザインです。

 

 

そこにデザイン性を加えることにより、施主様にとって本当に快適な家になると考えています。

 

 

また、高性能住宅にすることにより、住環境の快適さはもちろんのこと、資金面においても住宅購入における補助金や住宅ローンの金利優遇などもすべて受けることができます。

 

 

実は今回、性能に関する数値をお伝えしたのには理由があります。

 

sootoでは、各性能値が良いスコアであることも、住宅購入における補助金や金利優遇が受けられることも、それらを追い求めてきた結果ではないということをお伝えしたかったからです。

 

 

 

 

国が定めてきた制度よりも先をいく『快適さ』を追求してきた結果が、それぞれの数値で現れているというのがsootoの性能に対する考え方です。

 

 

「快適さ」の中には、高い性能値を実現することによって得られるメリットが数多くあります。

 

・冷暖房効率が高まる

・換気効率が高まる

・結露やカビが発生しない

・花粉などの汚染物質の侵入を防ぐ

・地震などの災害に強い

 

ただ、性能値(数値)だけを追い求めることにより、犠牲になる「快適さ」があると私たちは考えています。

 

 

たとえば、C値は家の形状がシンプルであればあるほど、低い(気密性が高い)数値が取りやすくなります。

 

簡単にいうと、サイコロ状の家であれば施工が複雑ではない分、気密性を出しやすいのです。また、工場などで一括して施工する住宅も、既製品のため気密性は高い傾向にあります。

 

 

この気密性を優先するが余り、間取りであったり、柱や窓の位置などに制限が加わることも少なくありません。

 

 

私たちsootoにとって、各性能値は「快適さ」という目的を達成するための手段です。

 

 

施主様の要望に沿ってゼロベースで進めていく注文住宅の場合、どれ一つとっても同じ形状の家はありません。

また、施主様のライフスタイルも千差万別です。

 

数値を0.01低くすることで得られるメリットよりも、施主様が本当に快適と感じる間取りや導線などを優先して考え、その中で最高の快適さを実現するための試行錯誤をおこないます。

 

 

もちろんこれは、設計するデザイナーだけで成し遂げられることではありません。

 

なぜなら、高気密住宅は図面がどれだけ精密であったとしても、現場の大工さんが少しでも手を抜くと必ず数値に表れるからです。

 

 

つまり、デザイン性の高い注文住宅で高気密を実現するためには、設計するデザイナーから現場の大工さんまで一貫して「快適な家をつくる」という想いがないといけないのです。

 

 

その想いの結果が様々な性能の数値であり、私たちはこれからも「快適さ」を数値だけでなく多面的に捉えていきます。

 

 

私たちsootoのブランドコンセプトは『快適さを超える、満ち足りた住まい』です。

 

 

高気密・高断熱のような「性能による快適さ」や「デザインによる快適さ」は基より、「家づくりのお打ち合わせを楽しめる快適さ」など、プロセス自体を楽しんでいただける本当に快適な家づくりをsootoはお約束します。

 

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