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診療所内装クラック改修1

日々の報告

診療所の診察室内 壁・天井にクラック(割れ)が


発生していて見た目が気になるという事で連絡頂きました


以前に建築されて工務店さんに直して頂いたらしいのですが


すぐに同じ様な状態になってしまったとの事で


まずは現地確認から

そうとの独りごと
柱廻りや壁に

クラックが

発生していました
そうとの独りごと




クラックのあった場所は、吹き抜け部分なんですが

この建物は築20年程で鉄骨造でした

私の見解からすると割れるべくして割れているって感じでした^^;

鉄骨造や木造は当然揺れています。

建築物は大きく分類されると剛構造と柔構造とされますが

鉄筋コンクリート造の剛構造であっても揺れは起ります

それが特に柔構造である鉄骨造にあっては

みなさんが思われる以上に揺れています

最近では、鉄骨造や木造であっても剛構造となる工法等を用いて

揺れや力の伝達を押えていますが

それであっても揺れや歪みは起こります;;

主構造の材質がそうなのだから仕方ないですね^^;

さりげなく対応している物件によってはそういう揺れや歪み等で

クラックが発生しやすい場所には、それを吸収したり隠す処置を

取っています

木造住宅等で階段や吹き抜け部分で階層の分かれ目に化粧材等が

ついているのはそういう意味もあります^^


今回の場合は、揺れや歪みが起るであろうところで内装下地等を

構造材に直接止める等の施工であった為こなったと考えられますが

私はこれが欠陥であるとは考えません^^;

各工法には、メリット・デメリットがあると思いますが

コストやデザイン等トータル面からの判断であって

こういった悪い形での結果が後から付いてくるというのも

仕方がないのかな?と思う事もあります。

自分自身こういう物件を経験して生かさなければと思います^^


それでは、改修提案です

そうとの独りごと
そうとの独りごと

クラックの改修提案ですが、揺れについては押えるより

吸収する形で提案しました

下地の柱間で目地(隙間)を設けて揺れによる

下地の干渉を防ごうという目的なんですが

実際は、フクビというメーカーにちょうどいい干渉防止材が

あったので、目地材ではなくそちらを使用させていただく形で

提案しました。

調査時に気になった屋上の防水劣化による水漏れの

可能性についても説明させて頂き

今回は、防水とクラック改修を発注頂きました^^

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