先週末にOBのお客様宅に訪問してきました😊
今日は、その時のお話で気付いた事についてお話します😃
その日は、引渡し後にご依頼いただいた 外構塀の工事の件でお伺いしましたが
連日暑い日が続く中、快適に過ごせている事をお話しを聞いたりも
出来て私的にはとても嬉しい時間でした😊
その中で、お客様のご友人の家づくりの話がでました。
既に某大手ハウスメーカー(以下某HM)で家づくりを始められていて
この7月に上棟が決まっていたのだが、現在完成済みの基礎も
解体撤去して解約する意向でやりとりしているとのことでした😫
原因は度重なるミスにより この先信頼して引渡しまで任せられないという
ことで、ミスの内容や工事の進め方等についても聴かせていただきました。
ミスの内容については、基礎工事での重大な構造的な問題もあるので
信頼して任せられないという思いもよくわかりますし
下請けであろう現場を進めている監督と某HMの連絡、調整の相違等についても
内部事情がなんとなくわかり複雑な思いでしたがご友人の心情も理解できました。
この家づくりは、敷地内に御子息の新たなお家を新築される
と言うことで、毎日 目の前で工事が進んでいて
現場の管理者以上に、作業の進捗を見る事ができた為
技術上の問題点を確認することはできませんが
工事の進捗や作業者の様子については十分把握されていたので
問題が起こった際には これまでの違和感や
起こるべくして問題が起こったように感じたと言うことでした。
話を聴いて、この問題は偶然起こった問題ではないと思いました。
重大な構造的な問題については、もっとも注意すべき点ですが
それ以外の問題点についても、下請け、孫請と請け負う金額も安くなり
それぞれのお家に対する意識や想いに大きく温度差があったとも思います。
管理者も人である以上、管理技術以外にも、物件に対する想いやお客様との関係
時には、精神状態等 結果に影響する要素はたくさんあると私は考えています。
その上で 常駐管理でない管理方法の問題や、管理者の受け持っている物件数
各物件の距離、管理者の管理技術、管理マニュアル等
実際に押さえるべきポイントをしっかり理解した管理ができていたのか?
という事も大きな原因の一つだと感じました。
百聞は一見にしかずと言いますが、戸建住宅業界の標準的な管理方法である
重点管理(定期的に現場を訪れて管理する方法)では、管理者のレベルにより
問題点を見抜く力、違和感を感じる能力も 大きく影響する為
その技術が乏しかったり、時間に追われていたり、若しくは訪れる頻度自体が
減ってしまったりすれば ほったらかしの状態になります。
今回の場合はそういったいくつかの問題が常態化している業界の管理体制を
毎日目の前で見ることで、小さな問題も含めて 違和感が積もりに積もって
爆発した結果だと思いました。
未だにこういう事が起こるんだなぁっと最初は聴いていましたが
こういった問題は、気づかず表に出ていないだけで 重点管理という
管理体制では、一定の技術、経験を持った管理者が過去の問題点改善の
マニュアルをもって行わないとなくならないと感じました。
sootoでは、お客様と向き合うという観点から 今期の新築物件数を6棟と
定めていて結果的に重点管理と常駐管理の間くらいの管理体制となっていますが
これについては、管理体制の問題を改善する為の結果ではありませんでした😓
管理体制の問題を改善するという視点から、改めて現場での対応を
考えていきたいと思います。
今回のお話しで得た気付きの対策は少し先になるかもせれませんが
次回は、現在一般的に行われている第三者機関等の検査では
気づかない問題点やそれを改善する方法について考え
sootoが実践していく様子を報告させていただこうと思います😊
\ sootoからのお知らせです /
sootoでは毎月第3土日に家づくり相談カフェ(無料)を開催しています。(8月は8/20・8/21に開催)
家づくり相談カフェでは、注文住宅に関する分からないことを、sootoの一級建築士にその場で質問することができます。
他社さまで家づくりを進められている方からのご質問にもお答えいたしますので、家づくりのセカンドオピニオンとしてお気軽にご相談ください。
相談会は1日3組限定、完全予約制です。
※現在、オンラインと対面の両方で受付をしています。
※相談カフェに参加されても、sootoから家づくりの営業を行うことはありませんのでご安心ください。