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断熱性能と快適度の違い①

社長ブログ

おはようございます😃

今回は、断熱性能を示すUa値が同じお家で

気密性能の性能以外の要素で快適度が変わってくる理由を簡単にお話しします。

 

断熱性能を左右する要素を以下の2つの要素に分けてお話しします。

①断熱性能を示すUa値の計算方法

②周辺環境(敷地の周りの建築物)の影響

 

お話しを進める前に窓と外壁の熱の通り安さについて少し説明します😃

断熱性能とはお家の外皮と言われる外の空気に接する部分が

どれだけ”熱を失うか”を数値化したものになります。

 

屋根、外壁、窓、基礎 大きくこの4つを計算した合計で建物全体の

断熱性能値を算出します。

 

その中でも最も大きく熱が失われる部分が ”窓” になります。

最近ではペアガラスやトリプルガラス等 窓の性能がどんどん上がって

一般の方も窓が重要という考えが浸透してきています。

 

では窓の断熱性能(熱の通し安さ)どれくらいでしょうか?

 

良く知られているグラスウールの断熱材の10k品(かなり昔の低い断熱性能)と

世界トップクラスと表現されている某メーカーのトリプルガラス樹脂窓を比較してみると

 

グラスール(10k品 厚み10cm)      0.5W(㎡・K)

トリプルガラス樹脂窓(ダブルLow-E)  0.9W(㎡・K)

数値が小さい方が熱を通しにくくなります。

 

イメージとしてすごく良い窓でも性能の低い断熱材よりも 

ず~~っと熱を通しやすいとわかってもらえれば良いと思います😊

 

余談ですが、何層にもわたって構成されている外壁面

(外壁材、空気層、軸組、断熱材、内部ボード、クロス)を伝って熱が室内に伝わるってかなり大変なのに

昔の古いお家は通してあんなに室内の外壁面が冷たかったりするのかなと思いませんか?

 

全ての素材を熱が通ってくるとしっかりそれぞれが熱を伝えにくく抵抗してくれますが

隙間があって素材を飛び越してくると 熱に抵抗する素材の数も減ってしまうので

結果的に断熱性能も発揮されないという事になります。

 

ここでも隙間を減らす気密性能が大切だという事がわかると思います😊

 

本題に入る前に時間が来てしまったので 今日はここまでにします💦

 

今日の予備知識を知っていただいた上で次回は

同じ断熱性能でも”断熱性能を示すUa値の計算方法”で

快適さが変わる理由をお話しさせて頂きます。

 

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